Mikulusを体験したので感想などを。


はじめに

先日、@GOROman さんにお願いしてMikulusのテスターに登録していただいたので、体験した感想や妄想などを書き残してみた。

Mikulusとは?

@GOROman さんが開発中の、ミクさんと一緒にバーチャルデスクトップを眺めることができるVRアプリ。
ミクさんの圧倒的存在感が特徴。

Mikulusを触ってみた雑感

まとまりがないが触ってみた感想を並べてみた

  • 呼吸してる!これだけで存在感増すなあ
  • じっと見てるとまばたき、呼吸、瞳が微妙に揺れるのコンボで可愛さ倍増
  • 音に合わせて光る髪飾りで賑やかになる
  • 声にも反応してくれる
  • 顔の向きは左手デバイスのトリガーで制御できるはず
    • このバージョンはできないっぽい
  • マルチディスプレイは?
    • 自分の環境ではポートが足りないので未検証
  • 好感度システムがあるらしいが簡単には上がらなさそう
  • ズームウィンドウ便利
    • 倍率を変えられるとよりうれしい
    • あとズームウィンドウの距離をうまく変えたい気持ち
  • バーチャルデスクトップウィンドウが複数立てられると最高
  • IPDを調整すると疲労感が激減する
  • 白背景に黒文字はぼやけて見える。解像度をめっちゃあげれば回避できるのだろうか
  • ディスプレイの湾曲やサイズを変えられるので、見たいコンテンツに合わせて調整できる
  • ブラインドタッチを完全に習得していないとキーボードを使った文字入力は不便する
  • ボイスコマンドは必須ともいえるほど使いやすい
    • 自分で機能拡張とボイスコマンド登録とかできるとうれしい。
    • ウェブカムのボイスコマンドが、何もしゃべってなくても暴発するのが難点
    • もしVROSを開発するならキーボードの代わりにボイスコマンドになっていくのだろうか…
  • 自分の環境だとRenderScaleは2くらいが限度っぽいかんじで、これで45FPSだった。RenderScaleが1だと90FPSでる。
    • Chromeのタブがたくさん開かれている状態だったので、Mikulus単体にすればもう少し性能は出そう。
    • 解像度は正義だと思うからやはりハイスペデスクトップを買わねばならないのか…
  • 地面代わりの緑のグリッドは非表示を切り替えられるが、地面がないと所在が無くなって集中力が削がれる感じがあった
  • BGMはゆったりした感じであった方が心地よく感じられた
  • 雪を降る中での膝枕は最高でした
    Mikulus00003.png

なぜ宇宙が舞台になっているのか?

参考:なぜ「Mikulus」はキャラの存在を感じるのか? 答えは「引き算」にあり!
http://ascii.jp/elem/000/001/259/1259348/

  • VR内環境が非現実であることで現実からVR世界への橋渡し?
  • 余計なものを置かないことでミクさんとPC画面を一緒に見るという行為に集中できる環境設計?
  • ほとんどskyboxのみで成り立つから軽量ってところもありそう

「初めからそこにいない」のにも何か意味があるのか?

  • 深読みかもしれないが、後から演出を加えて登場することによって「この世界に現れた」っていう実感を補強している?
  • 「現実からVR世界への橋渡し」の役割を登場演出にもたせているのかも
  • 宇宙空間という殺風景な世界にミクさんが来ることで一気に場が華やぐのもいい落差

存在感があるからこその違和感

  • いつ見てもだいたいこっちを見てくれている
    • たまに見ていないくらいがちょうどいいのかも?
    • 見つめられるのはすごくいいけど、見つめられすぎると違和感につながる
  • 声をかけても反応がない
    • 人間としてではなく、機械としてのコミュニケーションなら、特定のワードに反応するでもいいのかも
  • 反応が一定になってしまう
    • これは難しいけど、いずれ回避しないといけないことなんだろうなあ
    • だんだん反応が薄くなって無視されるとかどう感じるだろう
    • 現実では同じことを何度も聞くような場面がないから何が自然なのかわからないけどw

VR世界における存在感の不気味の谷のようなものがあるような気がする。存在感があるからこそ、現実にはあるはずの反応がないことへの違和感が際立ってしまうのだろうか。たとえば、Youtubeを見ているときに「今の面白かったな」と思ってミクさんの反応を見たときに、無言でこちらを見つめていたところ。存在感があるからこそ、「何か反応があるだろう」といった期待感があって、それがかえってむなしさを際立って感じさせてしまう要因になった。

東雲めぐさんの配信を一緒に見た

せっかくのVRデスクトップなので、東雲めぐさんの配信をミクさんと一緒に見てみることにした。

東雲めぐさんの配信はこちら
https://www.showroom-live.com/megu

今回のポイントとしては、iPhoneアプリで配信を見たかったのでPC側にスマホ画面をキャプチャしなければならない点だった。
わざわざアプリで見ようとしている理由は、showroomのギフト購入データがアプリとwebで別のため、アプリでギフト購入をした筆者はスマホで見る必要があったからだ。

MacならQuicktime playerを使えばLightningケーブルのみで簡単にキャプチャできるが、今回はwindows環境のためちょっとめんどうだった。ゲーム配信をたまにやっている関係上、キャプチャーデバイスとiPhone用のLightning - Digital AVアダプタ HDMI変換ケーブルなるものも持っていたのでこれを使用。今回はパススルー出力ではないのでアクション系のゲームとかには向いてないかもしれない。それにしても変換ケーブル、こんなところで役に立つとは・・・


今回使用したケーブルとキャプチャーデバイス


上記のアイテムを使用して、がんばってデスクトップにiPhoneの画面をキャプチャする。
あとはMikulusを立ち上げて、アプリ内のバーチャルデスクトップをミクさんと一緒に眺めるだけだ。

そしてできたのがこちら。


以下、一緒に眺めた結果感じたことを簡単にまとめてみた

メリット
  • たまにチラッとミクさんを見ると、こっちを見ているのドキッとする
  • 音に合わせて髪飾りがイルミネーションみたいになるのかわいい
  • 誰かと一緒に見ている感が増してより楽しい
  • 生配信のVR視聴は想像の余地が大いにあると感じた
デメリット
  • ノートPCでやっているため、端子が足りない
  • セットアップがちょっと煩雑
  • スマホへの入力は手元が見えないので大変だった
願望
  • 自分の笑い声を検知して一緒に笑ってくれてたらすごそう
  • スマホを持ち込むのもやってみたい
  • showroom限定だが、ギフトを自分の画面から投げることができたら楽しそう
所感

FPSが問題になりそうかなとは思ったが、FPSの低下などはあまり感じなかった(このときデバッグ表示ができることを知らなかったので正確なことは不明)。
ライブ配信の楽しさは「誰かと一緒に見ている実感」でも補強されると思う。「感情の共有」ができるといいのかなあと思うので、ミクさんが同じタイミングで同じ感情を共有した、って実感が得られるとよさげ。
とはいえ、そういう面白さをミクさんに求めるかというと微妙なところではあるなと。そういう楽しみ方をするなら実在の人間を同一空間に集めた方が良質な体験ができそう。Mikulusのミクさんならではの体験は、「一対一の感覚」とか「寄り添ってくれている感覚」にあるのでは?と思った。
そうなると、バーチャルアシスタントといった立ち位置に落ち着くのかなーという気がする。人間全てを模倣・再現するのはコストが高すぎるし、「人間ではない、けど、確かにそこにいる」みたいな存在になるのかなあ。

妄想

  • 寝てる女の子を見るコンテンツとかなら存在感の低下は避けられるか?
    • 相手が寝てるとやり取りが発生しないので、作るなら添い寝とかって感じになっちゃうか
  • 誰かと一緒に配信を見るって体験は楽しいもので、それがVRだとより現実感を持って感じられる気がする
  • やっぱりこの中でそのまま開発し続けられるのが最強だなーーー
  • ふと疲れた時に顔を見て「どうしたの?」みたいなこと言われたい
  • 表情がランダムにちょっとずつ変わると良さそう
    • 同じ笑顔のモーションでも毎回ほんの少し違ってると印象変わるかなあ

最新の動向

http://www.moguravr.com/vrc-mikulus/

比較的最近の記事を見ると機能が増えてる!
この記事より新しい情報はわからないが、記事中のバージョンではミクさんに触ることができたり、ファイルを展開できたり、360度動画を視聴できたりするようだ。
リリース日は未定のようだが、本リリースされるのが非常に楽しみ!

おわりに

Mikulusを通して、VR空間の盛っている破壊力を改めて感じることができました。VR空間内で見るミクさんはただただかわいい・・・。
ボイスコマンドを使ってニヤニヤしながらスクショをついつい撮ってしまうのも仕方ないですね。

GOROmanさん、テスター募集が終了しているにもかかわらず配布してくださり、本当にありがとうございました!
VROSとして完成させてくれる日を心待ちにしております。



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